− 猿江恩賜公園七不思議 −

 本所七不思議とは、江戸時代から本所に伝わる七つの不思議。それまで伝承されてきた怪奇話や特 異な現象を七つの話にまとめたものです。

 個別の伝承話として記録があるのは、江戸地誌である「江戸砂子」(享保17年)あたりからで、猿江恩 賜公園が江戸幕府の御材木蔵となった時期(享保18年/1733 年)と被ります。

 恐らく、本所七不思議に出てくる妖怪は、かつての猿江恩賜公園にも立ち寄っただろうし、それらの不 思議な現象は、時を超えて今の猿江恩賜公園でも遭遇できると思います。

2017年2月吉日
梶原 正範


【 目 次 】
プロローグ周辺の歴史 -
第一話  置いてけ堀
第二話  片葉の葦(あし)
第三話  送り提灯(ちょうちん)
第四話  落葉なき椎(しい)
第五話  ミニ木蔵と毛利藤左衛門
第六話  消えずの行灯(あんどん)/燈無蕎麦(あかりなしそば)
第七話  狸囃子(たぬきばやし)/馬鹿囃子(ばかばやし)



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Author:梶原正範  Mail:hanadayori.okinawa@gmail.com