「やんばるクイナ」に出会う旅 (最終篇:「ゴーヤーDRY」と県道2号線) | |
「ゴーヤーDRY」 やんばる県道2号線 |
ヘリオス酒造と云えば、沖縄産ゴーヤーで作った「ゴーヤーDRY」という地ビール(正確には発泡酒)を製造しています。ホップとは違った後引く苦みが楽しめるという噂なのですが、まだ飲んだことはありません。国際通りに直営のビアレストランがあるということなので、一度訪づれたいと思います。 沖縄の人々を「日本政府に対するごまかしとゆすりの名人」(Okinawans are masters of “manipulation” and “extortion” of Tokyo.)と揶揄(やゆ)したアメリカの高官がいました。「沖縄の人は怠け者でゴーヤも作れない」という発言もあったそうですが、「ゴーヤーDRY」はしっかり沖縄で造っています。 県道2号線に入ると、さっそく「ヤンバルクイナ とびだし注意」の道路標識が見つかりました。「ケナガネズミ注意」の看板も目立ちます。県道2号線は、どちらかといえばケナガネズミ重点路線のようです。「おうだん注意 イボイモリ」の看板も可愛らしいです。しかし、ここまでくると専門家かマニアの領域で、だいたい「イボイモリに注意」といわれても、事の重要さがよく分かりません。 |
スロープ付き側溝 |
県道2号線をさらに進むと、あ!路上にヤンバルクイナが・・と思ってブレーキを踏んだらカラスでした。名護以北ではカラスをよく見かけます。那覇ではあまり見たことがありません。ヤンバルのカラスは、道路をピョンピョン跳ねて渡るので大変紛らわしいです。ヤンバルのキジバトもよく道路を歩いて横断していました。 側溝には、小さな動物のための階段が付いています。スロープ付き側溝というようですが、広島駅前を流れる京橋川に作られた、土木学会選奨土木遺産指定の雁木 (がんぎ:河岸から川に降りる階段)によく似ています。 |
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