東京近郊で、ジャカランダより珍しいのが南国の花が「ブーゲンビリア」。 霜の降りる地域では育たないと思っていましたが、江戸川区平井の住宅地を自転車で散歩していて、奇跡的に目にすることができました。
まさか夢でも見ているのだろうかと目を凝らしますが、その蔓は日当たりの良い南面の二階のベランダを覆っていて、深紅(しんく)の花を一面に咲かせています。
インターネットで「ブーゲンビリア 東京」と検索してもヒットするのはホテル ブーゲンビリアのみ、流石(さすが)に東京では、相当珍しいに違いありません。
その他にも珍しいと思ったのは、「アメリカデイゴ」。鹿児島県の県木でもあって、まあまあの寒さには耐えるようで、公園などでたまに見かけます。しかしながら同じデイゴでも、沖縄の県花であるデイゴ(梯梧)については、東京で見かけたことはありません。
沖縄のデイゴには、「台風の当たり年にはよく花を咲かせる」という噂がありますが、今年は、6月14日時点でまだ台風が発生していません。
ウェザーニュースの解説によれば、エルニーニョ現象がこの春に終息し、台風発生源である太平洋赤道付近の海水温が低くなっている為との事ですが、どこか不気味な予感が募ります。
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